以前、ボランティアで不登校の子どもたちが通う市の機関にパステル画の指導にでかけたことがありました。
しかし、次からお声がかかりません。
なにか失礼なことがあったのだろうか・・・そう考えると不安になってしまいました。
そして、その不安も自然と消えてしまった頃、再びお声がかかりました。
よくよく聞いてみると、型紙さえあれば簡単に描けるものなので、自分たちでやれると思ってやってみたけれどできなかったということでした。
確かにこのパステル画は、「誰にでも簡単に描ける技法」を使っています。
しかし、1枚の絵を完成させるための準備や指導には、講師が描く手順や技法を、受講者の年齢や経験に合わせて組み立てているからなのです。
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