2021.11.30 11:00豊かな色彩秩父にある三峰神社。うちの家族が、以前いただいていたお札を返しに、行ってきました。山の奥深いところにあるとは、聞いていましたが、わたしの住んでいるさいたま市から4時間かかりました。この日は祝日で、天気も良かったので、たくさんの方々が参拝に訪れていらっしゃいました。一番、目を見張ったのは、この神社の彫刻?の色彩です。絵を教えるものとしては、とてもとても、気になりました。どうぞ、ご覧ください。
2021.11.14 12:00型紙って何?「型紙を使えば誰にでも簡単に描けますよ」とお話するのですが、それを聞いた方は「型紙って何?」と思われると思います。例えば、先日描いた落ち葉のパステル画は、写真のような4つに型紙を使って描いていきます。ステンシルのような技法だと考えれば、わかりやすいと思います。つまりは、絵を一からフリーハンドで描くのではなく、型紙にパステルを塗り込むので、かたちはできています。絵が苦手だという方は、このかたちを描くのが苦手なんですね。色を塗り込むだけなら、誰にでも簡単にできますよ。
2021.08.15 10:00ろうそくの光の描き方お盆の最中なので、ご先祖様に手を合わせられた方も、たくさんいらっしゃると思います。今日は、ろうそくの光の描き方の説明です。ろうそくの絵は、クリスマスの時期にキャンドルの絵として描きます。その光ですが、「練り消し」を使って消していきます。描くのではなく、消す技法です。すると下の写真のような絵になりますよ。
2021.08.06 01:00何よりも大切にしていることパステル画の指導の中で、大切にしていることは、受講生の方への声かけです。「先生、ほめるのがうまいですね」「先生、もっとほめて」受講生の方から色んな声があがります。わたしが指導するパステル画は、上手に描くためのものではありません。声かけは、全て本音。表面的な声かけは受講生の方に、そのうすっぺらさが伝わります。声かけは、受講生の方との信頼関係を築くのに何よりも大切にしていることです。※下の写真は、わたしが住んでいた地域にあるカフェで、講座を開催していたときのものです。
2021.08.05 01:00マネして指導してみたけれど、できませんでした。以前、ボランティアで不登校の子どもたちが通う市の機関にパステル画の指導にでかけたことがありました。しかし、次からお声がかかりません。なにか失礼なことがあったのだろうか・・・そう考えると不安になってしまいました。そして、その不安も自然と消えてしまった頃、再びお声がかかりました。よくよく聞いてみると、型紙さえあれば簡単に描けるものなので、自分たちでやれると思ってやってみたけれどできなかったということでした。確かにこのパステル画は、「誰にでも簡単に描ける技法」を使っています。しかし、1枚の絵を完成させるための準備や指導には、講師が描く手順や技法を、受講者の年齢や経験に合わせて組み立てているからなのです。
2021.07.26 00:00あなたはどの金魚がお好きですか?4種類の金魚。型紙のかたちや技法がちがうものです。どの絵を好きかは、それぞれですね。暑さとコロナで、なかなか外へも出ることができずに、夏休みもお家にいることが多くなっているのではないでしょうか。簡単に描けるパステル画。お家で描いてみてはいかがでしょうか。
2021.07.22 00:00受け継がれていく金魚の型紙写真の金魚は、現在、大学1年になる学生さんが中学生のときに描いた金魚のかたちです。当時、型紙を使った技法で、金魚を描く方法を教えていたのですが、その子は、オリジナルの型紙を作り完成させました。まるで、金魚が赤いドレスを着て泳いでいるように、わたしには見えたので、型紙をオリジナルの型紙をいただきました。その子は、この春、大学に入学し、心理の勉強をしています。成長と共に、作品もこうして受け継がれていくことを、とても嬉しく思います。
2021.07.21 00:00二つの夜空と花火昨日、花火の絵をアップしましたが、夜空の色を変えただけでも、雰囲気の違った絵に仕上がります。あなたはどちらの空の色がお好きですか? このパステルに決まりごとはありません。 「自分の好きな色を使って描くこと」 これが一番大事なことです。